Flying Garden vol.2@法政市ヶ谷校舎 B.T 1F ヘリオス特設ステージ

法政大学の学園祭のイベント。
エントランス・フリー!


とはいえ何だかとても素晴らしい組み合わせ。
何とかこの時間には到着。
建物のエントランスにステージを設置。
なんだかお香を焚いてるのか銀杏の匂いが漂ってます。
ステージは程よく高め。高すぎないところがいい。


19:00 外山明×ラティール・シー

外山さんはマリンバと通常のドラムセット、ラティール・シーさんはシンプルなパーカッションのセット。
まずは外山さんのマリンバが会場に響き渡ります。初めて聞きましたね。
ティール・シーさんのパーカッションもどんどん引き込まれていくようで。
外山さんがドラムセットに向かうと一気にヒートアップ!
独特の間で叩き込んでいきます。
お二方が笑顔で顔を合わせる姿が後ろのスクリーンにリアルタイムで映し出されるのも素敵な瞬間。
ティール・シーさんのヴォーカルも入り、これまたいい。会場にも煽りをいれます。
スクリーンの宗教儀式の映像も相俟ってよかった。
今回の初デュオもとても幸福な組み合わせでしたね。


着いてすぐだったので、落ち着いてALTERED STATESに備えるため、その場から離脱。
正直、Alaya Vijanaのようなモロ民族楽器やってますな空間(偏見)が苦手、シタールの音色もそれが作りだす空間も苦手。何故だか分からないけど。でも「SEE MY FRIENDS」みたいのは好きなんだけどね。


21:15 ALTERED STATES (内橋和久、ナスノミツル芳垣安洋)

ちょっとおしてしまったのかな。
お三方はそれぞれ他の場でも大活躍で見る機会は何度もあったけど、ALTERED STATESは初めて。
さっそく真ん中前方へ。
お三方は密に集まって向かうような立ち位置。
緩やかに始まったかと思いきや、ナスノさんの歪んだベースがぐいぐいドライヴすると一気に音が一変。身震いした瞬間。
内橋さんは軽やかな動きで激しく弾きまくり、手足でエフェクターを駆使してワンフレーズ毎な勢いでありました。
芳垣さんも鋭いドラミングで終始叩きまくってました。

それにしても、この場で見れてよかったです。
スタンディングということもあって、ロック色濃厚でアドレナリン大放出。
ある意味、生生しい音もいい方に作用してました。
「BLUFFS」がライヴ感より作品としての完成度に重きを置かれてたのとは好対照。
でもライヴハウスだとまた音が変に加工されてよくないし・・・。
初めてということもあるけど、濃厚な素晴らしい30分でしたよ。