M.A.S.H.@関内エアジン

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大沼志朗(dr)、森順治(as,ss,fl)、スガダイロー(p)

ドム・フェスティバルでは満足に見れなかったのですが、聞こえてきた怒涛の音に、これは是非がぶりつきで見たいと思って行きました。


大沼さんは終始カミソリの如くの叩きっぷり。
森さんはサックスに加えて、鳴り物も使ったり、ユリカゴのような音が出る筒や鳥のさえずりのような音を出す物まで。途中何かセリフ、英語かな、も挟みながら。
スガさんは前半は演奏に加わらず、後半あたりからダークなトーンで音数少なめに弾き始めました。
とにかく、息をするのも憚れるほど、すごい緊張感がありました。


後半は大沼さんがベルを鳴らすと、森さんもスガさんもベルを鳴らし。
大沼さんのドラムと森さんのソプラノの激しい応酬から始まりました。
スガさんはひたすらベルを鳴らしてました。しまいには鈴が取れてました。演奏が落ち着いてからは、ピアノの内部にベルを当てて音を出したり。
終盤はスガさんはピアノで美しい旋律を奏でてましたね。


激しいフリージャズな演奏を期待してましたが、見事に裏切られましたが、終にスガダイローさんに鬼気迫る激しい演奏は聞けませんでした。
とはいえ、とても緊張感があって、楽しめました。
先日のピットインのレポートとか見ていると目まぐるしく変化しているようですな。