ALL NIGHT CONCERT 2006 〜2007＠新宿PIT INN

五十嵐一生 ユニット
五十嵐一生(tp)納谷嘉彦(wb)荒巻茂生(b)本田珠也(ds)
我が道行くが如くで音を破裂させてく本田珠也さんのドラムが一際面白かった。

辛島文雄 カルテット
辛島文雄(p)池田篤(as)高道晴久(wb)小山太郎(ds)
一番所謂JAZZ色の濃い感じですが、ピアノとドラムの応酬はたまりませぬ。

渋谷毅 ORCHESTRA
渋谷毅(p,org)峰厚介(ts)林栄一(as)津上研太(ss,ts)吉田隆一(bs,fl)松本治(tb)石渡明廣(g)上村勝正(eb)古澤良治郎(ds)今村祐司(per)
パーカッションの今村祐司さんが飛び入りでさらにリズムが扇情的でしたね。両脇から攻める渋谷さんのオルガンと石渡さんの鮮烈なギターも強烈です。

酒井俊 GROUP
酒井俊(vo)林栄一(as)坂本弘道(cello,etc)田中信正(p)関島岳郎(tuba)外山明(ds)岡部洋一(per)津上研太(ss)石渡明廣
津上さんも加わり、石渡さんも外山さんの傍らに行きシンバルを叩いたりで演奏終わるまでいました。ここで恒例の年越し。破壊的な｢黒の舟歌｣など豪快に聞かせれば、林さんの美しいアルトの音色が寄り添いしっとりとした雰囲気もありと。

HIROSHI MINAMI GO THERE!
南博(p)竹野昌邦(ts,ss)水谷浩章(wb)芳垣安洋(ds)津上研太(ts)
こちらでも急遽一曲だけ津上さんが参加してました。何年前に見た時はかなりダンサブルな記憶がありましたが、今回はメロウな雰囲気が強く、鋭くも心地よく誘われます。

EMERGENCY!
芳垣安洋(ds)大友良英(g)斉藤良一(g)水谷浩章(wb)
芳垣さんと水谷さんの演奏もよりアグレッシヴに。大友さんの研ぎ澄まされた轟音と社長さんの暴れ馬の如くの轟音の絡みがなんともいえませぬ。

板橋文夫 TRIO+3
板橋文夫(p)井野信義(wb)小山彰太(ds)片山広明(ts)田村夏樹(tb)吉田隆一(bs)太田恵資(vl)
ラストの板橋文夫TRIO+3の演奏は胸がいっぱいになります。のっけからの板橋さんの全開っぷりのピアノに圧倒されます。締めの｢For You｣も太田さんの叫びと相俟ってたまらなかったです。そういえば新年初ホーミーでありました。

休憩中にフロアに出たら某バンドの楽屋みたいでした。
それにしてもやはり長丁場だったかも。