渋さ知らズオーケストラ@新宿PIT INN

渋さ知らズオーケストラ@新宿PIT INN


毎年恒例の四月馬鹿公演。
この日は当日券なしの満員御礼。
四月馬鹿のうえに日曜日であるからだろうか。
近くの客がo-eastのライヴは毎年一回は必ず見に行くと話していて、いささか複雑な気分。


初っ端から「P-chan」で一気に会場が沸きます。
ただ、音のバランスが非常に悪くて、疲れもあるし、昨日の今日だしで気持ちがのらず。大所帯での許容オーバーな音の欠点ばかり気になってしまう。座り位置の関係もあるが、社長の爆音ギターしか聞こえない。メリハリが感じられないステージ展開なのも残念。

もちろん、前半早くも乱入した伊郷さんの時事ネタを交えながらのパフォーマンスと声にはぐいぐい引き込まれましたね。室舘さんの「ラウンド・ミッドナイト」の歌詞つきの歌があり、久し振りの「犬姫」(最近は歌つきの「SONG FOR ONE」)という展開は嬉しい。でもなんか音の散らばりが気になってしまう。

終盤の「naadam」でメンバー紹介を交え、後半のテンポを落としてからの展開で、さらに音が溢れ出してから、一気に引き込まれた。続いて「サリー」、伊郷さんが客席からホイッスルをピーピー吹き鳴らしパウダーを撒き散らして再び登場。渋さ道収録のヴァージョンだ。「本田工務店」「仙頭」と、もーそっからはたまらなく気持ちよかった。

満員御礼で懸念された客席の乱れはなかったかな。