ダモ鈴木セッション@国立地球屋

3/21 ダモ鈴木セッション@国立地球屋

この日はディスクユニオン国立店でRaBiRaBi×Picoのインストアライヴがあったので、顔だけ出してみる。また明日。


opening act:KETSU&TATSU+ダモ鈴木
まずはツインドラムにダモ鈴木さんが加わる編成。
ところどころドラムの音にディレイやリヴァーヴが加わり、面白いことになってました。あとの2ステージにも、かかってました。


BAND1-woman sounds-
ダモ鈴木(vo)森順治(as,ss,fl)cat-rat(key)muupy(per)鈴木一奈美(b)関根真理(ds)

ヘヴィーな音で足踏みしながら弾き出す一奈美さんのベースは楽しいグルーヴを出し、久々に見る真理さんのドラムも小気味よくてタメが効いていて、ひたすら楽しかった。muupyさんは鳴り物をいろいろ使っていたけど、うまく音が聞こえてこなくて残念でしたが、ボンゴを威勢よく叩き出しているのがよかった。cat-ratさんの鍵盤は時折疾走し、エフェクトも駆使してましたね。
今は大沼志朗さんのMASHや昔は生活向上委員会で演奏されている森さんのサックスは絶妙で巧妙な攻めで、ハッとさせられました。

女性陣中心の編成で。演奏が終わったら、みんなで握手しあって円陣を組んだりと、終始楽しい雰囲気でした。


BAND2
ダモ鈴木(vo)ヒゴヒロシ(b)加藤崇之(g)中島さち子(key)山本達久(ds)

1部とは打って変わって、おじさんチーム。あれ?

加藤さんの際どい音で鳴り響くギターに、ケッタイな音で這い回るさち子さんのキーボードと、かなり混沌度が高く、とても飛んでしまえる展開。序盤で失神者が出たのも何だか頷けてしまえます。
中島さち子さんの鍵盤はその奔放さで当たり外れが大きいけど、この日はとてもハマッておりました。
ヒゴさんはフレットレスのエレキベースで、エフェクターも多用しつつ、低音をギッチリと支えつつ、疾走感のあるグルーヴ感があってたまりませぬ。
若手の山本達久さんのドラムは変化に富んだ展開で音を叩き出していて、その場その場で音を引き締めていて、こちらも聞き逃せなかったです。


ダモ鈴木さんは3ステージとも微妙な変化はありつつも、ずーっと同じフレーズを叫んでた印象。ちょっとかなり飽きてしまいましたが、その声の存在感はやはり凄かったですね。怪人という印象があったんですが、演奏が終わるとありがとうと満面の笑顔で、とても素敵でした。

それにしてもメンバーの人選が絶妙で素晴らしかったです。締めでヒゴさんが挨拶していたから、ヒゴさんの企画なのかな。我が意を得たりで、期待以上でありました。