松本健一、室舘彩@関内山科

6/13 松本健一、室舘彩@関内山科

今年に入ってから4回目かな。山科では2回目。

このお二人の即興DUO。

松本健一さんはテナーに、横笛のリコーダーに尺八。彩さんはヴォイス。


マイクの足の部分がずれてしまって、直したところで、即興で案山子のうたを歌い。

松本さんの尺八には、彩さんは「安里屋ユンタ」を歌いだしました。
後半は小気味いいヴォイスを出してました。

松本さんがHIP HOPのライヴに参加されたことがあるという話から、HIP HOPをやろうという流れに。
HIP HOPということで、「YO!」と掛け声を上げながら、彩さんが山科へ向かい、案の定迷ってしまう場面をまくしたてます。彩さんの高音がこれでもかと炸裂。
思わぬ展開で、全くHIP HOPじゃなかったけど(さっきの方がHIP HOPっぽい)、これまた楽しかった。


休憩を挟んで、先ほどとは打って変わって、宮沢賢治さんのカバーで「星巡りのうた」をしっとりと演奏。
剣舞の舞」では荒々しい雰囲気。

彩さんの自作詩のリーディング。これはいつかなってるハウスでのダイローさんとのデュオのライヴの時に、本編が終わった後に読んだものかな。
なんとももぐりこみましたね。

店の方からのリクエストで、松本さんが「Love me tender」を吹き出し、続いて「Danny boy」へ。
彩さんの歌が加わり、これが染み入って、素晴らしかった。

音を出すまで、どうなるか分からないという雰囲気ながら、決して破綻することなく、すーっと入り込んでいくのがいいです。