「7e.p. 7 Years Anniversary Tour」@渋谷o-nest

3/22
7e.p. 7 Years Anniversary Tour Calvin Johnson + Karl Blau + Tenniscoats@渋谷o-nest

Calvin Johnson
二階堂和美
Karl Blau
Tenniscoats
【Opening guest】
Kabaddi Kabaddi Kabaddi Kabaddi


まずは入り口の6Fフロアにて【Kabaddi Kabaddi Kabaddi Kabaddi】の演奏。
ギター3人にドラム1人の編成。ギターのうち女性の方がベルリラを演奏する場面も。ドラムの方は赤ん坊を抱えての演奏。たまに子どもがハイハットをバシャバシャ叩いていたのが興味深かった。3本のギターが心地よく絡んで響いてました。


さて5Fのフロアへ。
Tenniscoats
さや(vo,organ,melodion)植野隆司(g)
不定形ユニットのため、どんな編成か興味深いのだが、今回はキーボードとアコースティックギターが置かれているだけ。
植野さんがぽつりぽつりとアコースティックギターを爪弾き始めて、しばらくしてさやさんも出てきました。
茫洋とした鍵盤の音色とアコースティックギターの響きがたまらなく、さやさんのかけそき歌声がまた素晴らしい。
植野さんがギターを弾いて、ギター揺らせてマイクに近づけたり遠ざけたりしているのが印象的。
曲が終わると「秋だね」と喋り始めていて、今回は秋がテーマのようです。
初めて聞く曲も、素朴な旋律に「てんぽらちゃ」という言葉で、なんだか郷愁を感じさせるような雰囲気でした。
12弦ギターも用意していて、弾く機会がないからと、少しだけ即興で演奏。
いやぁ、この編成はよかった。もっと生音が心地よく聞ける場所で聞きたいところ。

下のo-westから地鳴りのような音が響いていましたが(植野さんはマイクを床にあてたり)、調べたら。人間椅子でしたね。


【Karl Blau】
まずはアルトサックスを手に、テニスコーツの植野さんはアルト、さやさんがメロディオンを手に、三人で音を出してました。
続いて1人でエレキギターでの弾き語り。強いていえば曲はR.E.Mっぽいかな。
二階堂さんの「脈拍」のカバーもあって、全く異なった雰囲気に変貌してました。
何曲か終わると、一変して、マイクにエフェクターをつないでいて、声をかぶせていきます。
リズムをつけると歌いはじめていて、時たまループさせて1人多重コーラスで、これは面白かったです。
しかしマイクを持つ手つきが怪しかったなぁ。


二階堂和美
今年は結構見る機会がありまして。今回も弾き語り。
三月をテーマにカバー曲を一曲。
続いて神楽坂でもリクエストがあった、たるいたるいたるいという歌い出しの「たちんば」。聞きたかったので嬉しかった。
間髪いれずに始まった「時が流れても」ではツアー時と同じように深く潜っていくような雰囲気で染み入りましたね。
ツアーでも披露されていた最近作った2曲もあって、堂に入った歌いっぷりが印象的な曲に、賑やかしな曲。
後者ではレスポンスも求めていて、大人しい客席にみんな歌うまでやめないよ、と煽っておりました。


【Calvin Johnson】
客席から現れ、アコースティックギターでの弾き語り。マイクは立てずに完全生音。
ステージ上をのたりのたりと動いては、低音のヴォーカルで歌い出してました。
妙な動きで笑いがおきてたけど、英詞のためニュアンスが分からず、んー。
抑揚が乏しいため、ずっと立ち見だったため、正直きびしかったなぁ。
終わると、そのままギターをケースにいれ、客席へ消えていきました。


最後に全員でセッションがあると思いきや、ここで終了。
それにしても、テニスコーツは素晴らしいなぁ。