『BOYCOTT RHYTHM MACHINE VERSUS LIVE』@六本木SUPER DELUXE

12/11
『BOYCOTT RHYTHM MACHINE VERSUS LIVE』@六本木SUPER DELUXE
NUMB+SAIDRUM vs 井上憲司+吉見征樹 w/MasatoTSUTUI
スガダイロー vs 中村達也
Shing02 vs 外山明


開場時は殆ど客がいなかったけど、開演時にはかなりの人だかりになってました。30分前から並ぶような人はあんまいないようですね。
ステージは入るなり、真ん中に3つのステージ分のセットがそのままおかれていて(終わったセットの機材からはけていく形式)、周りにイスがちょこちょこ置かれている。
一体どこに座ればいいんだぁ?


さすがにいろいろ疲労が積み重なって、最初のセットはちときつかった。終盤盛り上がった感はあったけど、んー。別に生音だけでもよかったな。


続いては、昨日の今日のスガダイローさんと中村達也さんの取り合わせ。
音響面でピアノの音に不満はあったけど。
いやぁ、中村達也のドラムはやはりかっこよかった!
何を今さらなんだけど、複数のドラムの時やセッション的なライヴで見たことはあったけど、この日は格段に素晴らしかった。
粘っこく一打一打が強烈に響いたな。ささくれたスティックがまた似合っていた。
ダイローさんのピアノも鋭利に突き立てられていくようで、この取り合わせは非常に楽しかったなぁ。


締めは、Shing02 vs 外山明
実はShing02は名前しか知らなくて、メディアで鬼才と取り上げられて、写真も他のヒップホップのアーティストとは一線を画しているので、未見ながら期待していたのだが、・・・・出てきたのは何だか普通のあんちゃんで、ここでちと残念。
まずは即興と言いつつ実は持ち歌だったり、披露された曲も、何だかがっかりな展開。
今回の即興がテーマなので、テーマを決めて、外山さんが演奏する中で、その場でリリックを書き上げていき、披露するというもの。
あれ、それって即興なのか?
Shing02がリリックを考えている中、外山さんがバラフォンを心地よく響き渡っていたのは、面白い雰囲気だった。
しかし、それが20分30分と経過していくにあたっては、さすがに呆れ果ててしまった。
外山さんもシンバルをボワーンと叩き出したのも、もう締めてくれっという感じで響いてしまった。しばらくして、外山さんがセットに戻り、激しいドラムソロを披露。真意は分からないけど、まるで催促しているようだった。
1時間近く経ったあたりか、ようやくリリックも完成。そしたらレビューするので待ってくれとのこと。まだ待つのかよ・・・。
さ〜て、よ〜やく完成にありついた曲ですが、・・・何も言うまい。とほほほほ。がっかり。
それにしても、外山さんの懐の深さが際立つセットでした。


まぁ、うまくいかないこともあるわな。