ふちがみとふなとと外山明@京都アバンギルド

12/20
ふちがみとふなと外山明@京都アバンギルド
渕上純子(vo,etc)船戸博史(b,cho)外山明(ds,cho)


初顔合わせは何年か前の円盤ジャンボリー。
ちなみにその時の映像は円盤でDVD-Rで販売されてます。

開場の10分前くらいに行ったら、私しかいなかった。
日曜だからか。
開演にはそこそこの入りになりました。


まず、ステージには渕上さんが一人、「ナ・ララ」をメロディオンを吹き歌い始めます。しばらくして、小走りで船戸さんがステージに向って演奏に加わり、外山さんが指にはめた金属をカチカチ鳴らしてステージに向かってました。
この展開を見れただけで、もう来て良かったなぁと思えます。

渕上さんの歌声に、船戸さんと、さらに外山さんのコーラスがまた何とも素敵な雰囲気。
外山さんは終始立っての演奏でしたね。

外山さんが知る由もない、まったくの新曲の「うしろまえ」では、外山さんは後ろを向きながら演奏。さらにボタンの掛け違え〜という詞に、シャツのボタンを掛け改めてかけ間違えるしぐさ。縫い目が表に〜の詞には、思わずギョッとしてました。さすがにこれは出来なかったか。
別の曲で、渕上さんがダイソーで買った小物楽器をパチンッと鳴らすと、外山さんもバチンッと応酬。しばらく二人のやりとりが続いて、さらにパチンッと鳴らすと、外山さんがサッとよけるしぐさが面白かった。
ジャクソン5の「I'LL BE THERE」のカバーも素晴らしかった。涙腺緩みました。
アンコールでは、船戸さんがアンコールの度にシャツを替えてたんですが、2度あって終いには、ヨレヨレの長袖の白シャツになってました。
演奏された曲は「Fairlytale of New York」で、これまた染み入りました。


いやぁ、お三方の佇まいが絶妙にはまった素晴らしいライヴでした。
さらに面白くなりそうで、是非また見たい組み合わせです。