ラクダカルテット@新宿PIT INN

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ラクダカルテット@新宿PIT INN
水上聡(p,key,カウベル)林栄一(as)菊地成孔(ts)佐藤帆(ts)類家心平(tp)水谷浩章(contrabass)外山明(ds)中村敬(voice?)


今回は前もって発表のなかった菊地氏が参加。これは非常に嬉しい。
会場に入ってびっくりしたのは、ドラムセットが真ん中にある!?
普通じゃないかと思うが、普通じゃないのよ。おそらく4管なのでただの場所の問題だろうけど、非常に新鮮だ。
遅刻、あげく欠席の前科があるリーダーは無事いて、一安心。

それにしても客席はガラガラ。辛うじてつばなれ出来たという有様。
おかしいなぁ。

水上氏は赤い長袖のセーターに赤い帽子で薄いグラサン姿でかなり怪しい。
菊地氏は下はラインの入ったくすんだ赤いスエット。そしてここ最近愛用の帽子。あの帽子は何とかならないのだろうか。


さて演奏はラクダカルテットでのお馴染みの曲。
MCで結成10年も経っているのに同じ曲だけ演奏しても悪いからと、前回新曲を予告したが、結局今回もお預け。

今回はそれぞれのソロが印象深かった。
特に菊地氏のテナーがたっぷりとかぶりつきで聴けたのは嬉しかった。
2部始めの、水上,菊地,水谷での3人での「スクリーン」という曲の演奏はたまりませんでした。
最近の菊地さんの関連作品は全くといっていいほど聴かないけど、やはり菊地さんのテナーが大好きなんですよね。こういうのを聴きたいのだ。
ちなみにその後メンバー全員で「スクリーン2」と称してまた同じ曲やりました。

中村敬は何をやっているのかさっぱり分からないけど、その訳の分からなさを結構楽しんでます。


MCでぼそっと新曲作るために休憩するって言ってたら、しばらく活動休止なのですか?