大谷能生,吉田アミ＠下北沢LADY JANE

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大谷能生(朗読,cd-j,as)吉田アミ(voice,朗読,sampler)＠下北沢LADY JANE

なんとも興味深い組合せ。しかも場所はLADY JANE！

序盤は、アミさんが喉を押さえて声帯を震わせての朗読。大谷さんは抑制的なアルトを。
アミさんのハウリングボイスは鋭利な牙のよう。
大谷さんはcd-jにつないだ横にしたVOXのスピーカーを発砲スチロールで押さえたり並べてみたり、音を変化させてました。
最も印象深いのは、『サマースプリング』の一説の朗読があって、大谷さんが読み始めると、アミさんがかけそき声で復唱していく展開はゾクゾク引き込まれました。

１部２部ともに30分前後と短いセットでした。
即興ということでしたが、個人的にはあんまそういう感じは掴めなかったけど、刺激的なライヴでありました。

そういえば、どう見ても場違いな老齢の男性三人が入ってきて、何かやらかすんじゃないかと思ってたら・・・、
・・・やってくれました。コップをひっくり返して機材に水がかかってしまった。
その後の演奏には支障がなかったので大丈夫のようでした。
演奏中も何かやらかすんじゃないかと、心配と期待がありましたが、トイレに立って向かうところをお店の人に取り押さえられてました。