灰野敬二,後藤まりこ,ドラびでお@秋葉原CLUB GOODMAN

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灰野敬二(g,vo)後藤まりこ(vo,g)ドラびでお(ds,映像)


ドラびでおの企画『COLLABORATION BREAKDOWN #11』。


話題のミドリの後藤まりこ出演ときて、かなりの集客かと思いきや、全くそんなことはなかった。
ついでに灰野さんのライヴの客層とも違うね。
もちろん、ハコの入りとしては上々かな。
個人的にはミドリよりも楽しみにしていたライヴなんだけど。


前半はそれぞれのソロ。
後藤まりこは、化粧っ気も感じさせずの私服姿。
アコギでの弾き語り。
陸イルカ〜陸イルカ〜♪と、舌足らずなヴォーカルで大変印象的に響く。
カントリーロード」のカバー。
作りかけの曲も披露。途中で試行錯誤が繰り広げられる場面もあって、
フランクでいいやろ?と、とてもいい雰囲気で楽しめました。
わずか3曲ほどで、もっと聴きたかったなぁ。


続いて、ドラびでお
もう抱腹絶倒もの。笑った笑った。
素晴らしい数々の映像と、素敵なバックトラックに、ドラびでおの豪放なドラムが鳴り響き、たまりませぬ。
繰り広げられたシーンと音がずーっと頭ん中をループして困ってます。
それにしても、ダイアモンドデイヴのヴォーカルの途方もないアホアホパワーを改めて感服致しました。


そして、灰野敬二
轟音ギターに絶叫。今回はあんま展開がなく、ちと物足りなかったかな。


さて、ついに、三人での演奏。
後藤まりこエレキギター手に「りんご追分」の歌唱から始まりました。
前半は、後藤まりこのヴォーカルを中心に展開。
様々な旋律が響いてきました。「MY FAVORITE THING」とかいいなぁ。
中盤から後藤まりこが、ステージを所狭しと動きまり始め、次第に絶叫モードへ。
目を見開き捲くし始めると、灰野さんも叫び始めます。
爆音ギターが炸裂。後藤まりこがステージ脇の壁に頭を垂れて演奏してた姿が印象深かったです。


終盤の絶叫な展開より、前半の展開の方がスリリングな印象で好みだったんだが、
灰野さんはフルートを用意していたが、結局ギターに終始していたので、フルート吹く展開を見たかったのです。
とはいえ、全編通してすごい面白かったです。