3月 1/3

3/1 アカプロ@神楽坂セッションハウス
3/3 eEYO idiot、Pere-Furu feat.eEYO@吉祥寺曼荼羅
3/6 厳格三重奏@合羽橋なってるハウス
3/7 5000mプール・CD発売記念ライブ@新宿ウルガ


3/1 アカプロ@神楽坂セッションハウス

岩下徹(ダンス)、鈴木ユキオ(ダンス)、樋口信子(ダンス)、伊藤真喜子(ダンス)、かわいしのぶ(音)、牛川紀政(サウンド

今年に入ってなんだか舞踏付いてます。
んー、いろいろ見たいとこ。
今回は大好きなかわいしのぶさんつながりで行ってみました。
でも行ってみたら、なんだか見たことのある方ばかりだぁ。渋さの舞踏つながりの方とも会えて、いろいろつながっていいですな。

本編は、しのぶさんの出す音も場を楽しんで出してる感じがよかったですね。起き上がり人形、ガラガラ、パチンっ。エフェクト効果で響き渡ります。うたくちずさんだり。
舞踏も不思議な空間で、まだまだ自分は手探りで分からない部分も多いけど、一瞬一瞬の動きから目が離せんのよ。顔つき目つき手足の先まで。
でも終盤弦をこすって轟音ベース音はやっぱ興奮しちゃいました。


3/3 eEYO idiot、Pere-Furu feat.eEYO@吉祥寺曼荼羅

eEYO idiot〈イーヨ イディオット〉:
イーヨ(vo) + 内橋和久(g) + 中原信雄(b) + 外山明(dr)
Pere-Furu feat.イーヨ :
鬼怒無月(g) + 勝井祐二(vln)  + イーヨ(vo)

まずはPere-Furuのお二方。
演奏と喋り半々な感じ。演奏は少々エフェクトで味付けされたヴァイオリンとエレアコでゆるやかな雰囲気。でも展開は単調にならず、どんどん変化していきましたね。前回一回だけ見た時は1時間ぶっ通しでしたわ。今回はかなり聞きやすくなってました。
喋りの方も饒舌な鬼怒さんと、淡々とマイペースな勝井さんの対比がなんだか面白いです。
後半はゲストでイーヨさんが参加。なんだか小動物的雰囲気を漂わせた方。歌い方もステージをフラフラ、片隅にうずくまったり、現れたりと、なんだか微笑ましい。MCではマイルス・デイヴィス理論だと言われてましたな。この絡みもなんだかすごい不思議な世界に誘う雰囲気があって、初顔合わせとは思えない世界観が合致してよかった。また是非。

イーヨさんのメインバンド、eEYO idiot。
基本的にイーヨさんの歌は英語なのかな。
内橋さんはいつもと比べるとかなり少なめなエフェクター。でも冴え渡るフレーズと決め所はやはりすごいよかったです。外山さんのドラムも、もうたまりません。うずいてしまいます。中原さんのベースもしっかりボトムは支える感じ。
とはいえ、イーヨさんは相変わらず、予定なかった曲もやったりと、天然体質が素敵です。アンコールもPere-Furuのお二方も交えようと言い出したり。いやはや。
外山さんのいじられっぷりもなんだか楽しかったです。「16時には来て下さい」。

eEYO idiotはメンバーが部隊で変わるようで、かわいしのぶさんが参加されたりもするようで、それは非常に面白そうだなぁとイーヨさんとしのぶさんの絡みは楽しそうだなぁ。

いやぁ、とても素敵な空間で楽しかったなぁ。


3/6 厳格三重奏@合羽橋なってるハウス

加藤崇之(g) 不破大輔(b)大沼志朗(ds)

待ちに待ったライヴ。こんな近いうちに見れるとは・・・、とは大袈裟でしょうか。なら返って二つまとめて見たいというのもありますね。あー。

三者の鬼気迫るインプロヴィゼーションで、もう圧倒されるがまま。

加藤さんはエフェクターを駆使した爆音を轟かせ、立ち上がるとなんとも言えないフレーズを奏でておりました。
不破さんも一部ではウッドベースで弓引きで音を軋ませたりと、二部では5弦のエレベで轟音怪音でしたわ。
大沼さんのドラムは即興演奏だとより冴え渡りますね。切り裂き具合がたまらないです。

終わった後、BGMで美しいピアノの調べに、加藤さんは「あんな演奏はしちゃいけませんって言われてるみたいだ」と。ともあれすごかったぁ。


3/7 5000mプール・CD発売記念ライブ@新宿ウルガ

5000Mプール 岡村太(ds)阿部真一(vo,g) 室舘彩(vo,fl,vib) 小野章(b)関根真理(per)

すみれ患者 几 ヵ (Vo) 血白(Key) アキコ(B,Fl) 省念(G,Cello) 宍戸(G) いさる(Dr,Perc) 東洋(舞踏)

まずはすみれ患者。色の着いた液体を、あれなんだったけ、でバックを写してたりと、映像的にも手が込んでましたね。ヴォーカルはヴォイスといった感じで。そして東洋さんの舞踏はやはりよかったですね。視覚的に面白かったなぁ。

そして5000Mプール。まさかスタンディングで見ることになるとは。いやぁ、すごい見たかったので感無量。
基本的にハードロックのパロディ的要素濃厚なバンドですが、逸脱してしまった演奏がとても面白くなってます。
彩さんは岡村さんのドラムの前なので、全く他の音が聞こえず、これでもかとヴィブラフォーンの音を上げてもらって、これでもかと叩き込んでたのが、(アルバムではマイルドですが)とても暴力的でよかったです。
個人的にこのバンドのハイライトはアナーキーインザUKのカバーで、凶暴な彩さんのヴォーカルが、もはやもはやで。アルバムでもすごい。ただ歌詞がデタラメですが。
あと阿部さんの受難の曲。九九の歌。九九を言っていくのだが、ネタ披露の場でもある訳で、いっぱいいっぱいだったりやけっぱちだったりです。アルバムだと最初の阿部さんの口ずさみに悲壮感が伝わる感じが致します。
いやぁ、なってるでもやるけど、ライヴハウスで見れたっていうのはよかったです。