ルリ玉引力 vol.4@下北沢cafe anTena

ルリ玉引力 vol.4@下北沢cafe anTena


RaBiRaBi & ili ili ※ili ili
Einkorn (a.k.a balancE × golptin)


うぅ、久し振りの下北沢。
若者ばっかだー・・・。実はそうでもないのか。


いつでも前のめりなので、前へ。前の方は布が敷かれてて、靴脱いで座ります。


Einkorn (a.k.a balancE × golptin)

お二方のデュオ。
前回はこれまたRaBiRaBiの企画でケラクテンにbalancEで出てらして、その時は終始叩きまくりの展開でしたが、今回は即興ながら緩めの展開。
まずは二人座ってボウルを叩きつつ探る展開。ボウル、フライパンなど。
golptin氏がドラムセットに座ると、怒涛の叩きまくり、balancEさん(でいいのか?)はそのセットのタムを叩いて、いやぁかっこいい。
場所を入れ替わると、balancEさんは前回とは打って変わって淡々と叩いてきます。golptin氏は電化カリンバで音出してました。カオスパッドも活躍。
一旦止めて、後半はbalancEさんの「ポンポンポン」(そんな感じ)と声をループして、引き続き淡々とした展開。golptin氏もたまに声を挙げてました。
手探りな感じがかなりあったけど、ちと展開が足踏みしてしまう部分もあったし、でも噛み合った時はすごい。あと吊るされてたシンバル(名前が分からん)の音がとても効果的でhした。


RaBiRaBi&ili ili 

久し振りだったけど、とても貫禄のあるステージでした。
全面即興のバンドスタイルで、ili iliのお三方、後方にギター、ベース、ドラム(スネアとタブラ)、RaBiRaBiのお二人が前面両端に、ヴォイスにエフェクト、カフォン。
序盤はギターの方はヴォリュームペダル、ワウペダルを駆使しながらの展開。ベースは音数少な目で決め所に楔を打ち込んでくかの如く。ドラムとタブラはブラシを利用、でかいペットボトルも利用したけど、どんな音してたのだろうか。
終始nanaさんのカフォンの音が鳴り響き、先導していくような感じ。
az3さんののびやかな声が、演奏に色鮮やかに変えていって、聞く側もどんどんひきこまれてしまいます。エフェクト処理も最小限。
ドロドロしてた訳ではないけど、全体的にサイケデリックな雰囲気があったかな。とても開放的だけどどんどん引き込まれていく感じで。
全面即興だったのだけど、二人の磁場を強く感じさせられる演奏でした。
いろんなスタイルを通しながら、一年の締めくくりとしても、とても充実した成果が読み取れる素晴らしいライヴだったよ。