恒例 浅川マキ・大晦日公演@新宿PIT INN

恒例 浅川マキ・大晦日公演@新宿PIT INN

浅川マキ(vo)、渋谷毅(P,Organ)、CECIL MONROE(Ds)、向井滋春(Tb)、本多俊之(as)


開場した超満員のピットインは既に薄暗く、
浅川マキさんの公演に来たんだ、という感じです。
椅子席多めでしたが、座れずに目ざとく空席を探していたら、店員さんにこちらはいかがですか、と声を掛けられる。
なんとステージ上に通され、ドラムセットの横を案内される。
まるでバスドラに入って聞くようなものではないか、素晴らしい。


浅川マキさんは全く変わらないお姿で、猫背で大きめのサングラスに片手に煙草をつまんで登場。
後ろ斜め45度から眺めます。
まずは1人で語りつつ歌いつつの展開。
不動ですが、身体は揺らめきながらの歌唱。
独特の世界観に引き込まれていきます。
しばらくして、CECIL MONROEさんの登場。なかなかスポーティーな印象。目と鼻の先。
目の前でスネアがカンカン鳴らされます。鋭く実直な攻めのドラミング。
二人での演奏が続き、
渋谷さんの登場。
ウネウネとしたオルガンが異物感を放ちながら鳴らされます。
そして向井滋春さんと本多俊之さんが出てきて、「霧に潜む」へ。
中越しから聞いてます。
ダイナミックな演奏が繰り広げられる中、前半終了。