豊田道倫『東京の恋人』発売記念コンサート@渋谷nest
豊田道倫『東京の恋人』発売記念コンサート@渋谷nest
豊田道倫(vo,g)
久下惠生(ds)、上田ケンジ(b)、Dr.kyOn(key)、宇波拓(g,computer)、向島ゆり子(vl)、川本真琴(vo,fl)、曽我部恵一(ag)
Live PA: 内田直之
いささか久し振りのライヴハウス。大きさ的にも小振りなとこ。
さくさく前に場所取り。
豊田さんの演奏はとても昔に見ました。
久下さんと外山さんのライヴの時には客で見かけましたね。
そういえば26日のへヴンズドアにも来てたようで。
まずは豊田さんと久下さんのデュオ。
豊田さんにエレキギターでの弾き語りに、久下さんの発作的突発的なドラムがバックで鳴っております。
いきなりの展開にまだついて行けず・・・。
ステージ上では常にカメラマンが中型カメラで撮影してましたね。
2,3曲程やって、豊田さんのソロに。
喋りも交えながら、10周年も兼ねてとのことで、なんだか感慨深い感じも垣間見れたのかな。
前作弾き語り一発録り2枚組み(!)の『SING A SONG』の収録曲が中心とした選曲。とはいえたくさん歌ってました。
途中で、力強いコードストロークのため弦が切れてしまい、マネージャーがいない豊田さんは弦張れる人を募集。「ビール一杯奢ります」。
うー、張れないことはないんだが・・・、緊張して無理!
客席から立候補があり、豊田さんの演奏中に端で張っておりましたな。
豊田さんの曲名がスラスラ出てくるほどは知らないのですが、どの曲もとても極私的な内容ながら、その根にあるものに惹かれずにはおれないのです。
弾き語りとはいえ、感情暴発気味の歌いっぷりは緩むことはなく、ギターもループを駆使してソロプレイもありました。
また、佐内正史氏もシャッター音で参加。
内田直之さんの音処理もかなり積極的に加工してました。
それにしてもMCは身振り手振りの動きが何だか気になります。動きが派手です。
小休憩も兼ねて、DVDの映像を。「うなぎデート」のPVが流されます。
学ラン姿の豊田氏!
始まってから90分ほど経過。
ようやく新作のレコ発ライヴでバンド形態の演奏に。
と思ったら、豊田さんは、なんと学ラン姿!!!!(赤シャツかよ)
曽我部恵一さんのアコギを加えて、「うなぎデート」!
曽我部さんは、この曲だけで引っ込みましたが、初めて間近で見ましたが・・・。
全体的には、アルバムよりかなり豪華な展開。
宇波拓さんがボウル型の装置に何やらジャラジャラ入れる図も見れてよかったです。
久下さんもたまに立ち上がり、脇からシンバルをバシャーン!
さて、残るゲストの向島ゆり子さん、そして川本真琴さんもステージ上へ。
川本真琴さんがなかなか現れないと思ったら、客席からひょっこり登場。
やはりとても大好きなので嬉しかった。巡り巡ってデビュー時の印象まんまだぁ。
川本真琴さんは「東京の恋人」でフルートと、締めで歌声が少し聞けました。
レコ発最後は、豊田さんと久下さんだけで、「35の夜」。
コード弾いてループさせると、おもむろにギターを置き、フィードバック音を響き渡らせてのハンドマイクでの熱唱!
さてここで一度引っ込み、アンコールに。
なんと今度はスーツ姿!
でもノーネクタイ。
ここでもノッてきて弾き語り。
リクエストも募ったものの、「それは後でね」。
再びバンド編成での演奏も。
向島さんのヴァイオリンが扇情的でたまりません。
再びの久下さんとのデュオでは轟音ロックをぶちまかし。
久下さんの片手にはビールが。
そして弾き語り。
朝までコースな勢いでの歌いっぷりでしたが、
23時前後にはなんとか終わりました。
でもオールナイトでの演奏の時もあるようで、そんな勢いでしたわ。