『ASIAN VOICE』＠高円寺PENGUIN HOUSE

初めての高円寺PENGUIN HOUSEです。
なるほど、ちょっとレトロな質感がいい雰囲気を醸しだしてます。
イベント名から皆さんヴォイスを駆使されてました。

ユリシーズはギターヴォーカルの女性の方と男性のドラムの方のデュオ。迫力のあるドラムと、たまにアンプのヴォリュームをいじる手がたどたどしく感じてしまったけど。
１０ (Itta＋Marqido)も男女二人組。男の方はパソコンをいじってて、女の方はピアノやおもちゃ楽器や鳴り物いろいろを駆使しつつ、高らかに声を挙げてました。
どちらも確固とした世界観を持っていて、引き込まれますね。

そして唯一無比の、灰野敬二＋吉田アミ

お二方、楽器は持たずのヴォイスの競演。
まずは灰野さんはマイクは弄ってループしてゴツゴツ音をだし、　
吉田アミさんも、軋み音のようなヴォイスを。
ドラムセットもあって、灰野さんは叩き出したけど、最小限でしたね。
その後はループも使いながらも、
灰野さんの場を侵食していくような声と吉田アミさんの別次元から切り裂いていくような声。
終盤は灰野さんは言語を絡め、アミさんは肉声となっておりました。

これまでにない、強烈な声の競演でありました。