梅津和時、早川義夫@新宿PIT INN

3/24 梅津和時 プチ大仕事2006@新宿PIT INN
梅津和時(Sax,Cl)早川義夫(Vo,P)

早川義夫さんを見るのは初めてで、実はハイポジの曲をカバーしてたことから聞き始めてはまったのが去年の話。

早川さんの出る前に梅津さんのバスクラソロ。ずーっと持続音で音を震わせてました。後半もアルトサックスで哀愁な旋律でのソロでした。

早川義夫さんといえば、サングラスのイメージが強かったのだが、なんと普通の眼鏡姿でびっくりしたというか戸惑ったというか。

ピアノに向き合って座り、演奏が始まると、早川さんのあの奥底から込み上げてくるような震えを帯びた声が発せられます。
梅津さんはアルトサックス、ソプラニーノ、バスクラクラリネットメロディオンを曲毎に使い分けて、鮮烈な音で絡んでました。

曲と曲名が一致しないのですが、前半ラストの「いい娘だね」は思い入れがあって印象深いです。アンコールは「身体と歌だけの関係」、不穏な曲調に梅津さんの二管吹きが絶妙に合ってましたね。