灰野敬二、山本精一@高円寺SHOWBOAT

灰野敬二山本精一@高円寺SHOWBOAT


足繁く通っている灰野さんのデュオ形態でのライヴ。
今回は山本精一さん、即興での演奏は見るのは初めてでしたね。
場所はライヴハウス、椅子席が用意されてたけど、立ち見の方もたくさんいてかなりの入り。


最初は山本精一さんの演奏。
12弦ギターでの演奏で、丁寧の旋律を奏でていきます。
後半は音を重ねていって、揺らしていって、空間を音の粒子が飛び乱れていて、吹っ飛ばされました。


次に、灰野さんの演奏。
そういえばソロで見るのは初めて。
黒いテレキャスで緊迫した音色で爪弾き、凍てつくような高音でヴォーカルをとります。時折、爆音を轟かしてました。


そして、二人での演奏。
精一さんは先ほどと同じで12弦ギター、灰野さんはテレキャス
轟音ではなく、お二方座ったままで淡々とした雰囲気。


この後アナウンスが入り、実はここで1部終了。
それぞれの20分ほどの演奏の後に客電がつきBGMが流されてたので、どうなることかと思ったので一安心。


さてさて、ステージ上には中央にマイクが3つ立てられます。精一さんはストラトに持ち替えます。灰野さんはスティックを手に現れました。
灰野さんの絶叫から始まりました。ループを駆使しながら展開。精一さんは音色はあまり変えずに変幻自在の旋律で聞かせてました。しばらくすると、灰野さんはリズムボックスで重低音な破壊的な音を叩き出し、精一さんの奏でる音も冴え渡ります。
後半は灰野さんも身悶えする動きでギターを掻き弾き。リズムボックスの音がループする中、精一さんが、なんとふらふらドラムセットに向かって行き、音を叩き出し、終盤に精一さんが遂にマイクに向かって叫びます。
締めは爆音から静寂に、灰野さんの高い声が響き、精一さんも少し声だしてました。
1時間あまり。


なんとアンコールもあり、10分足らずですが、爆音が響き渡り終わりました。