渋さ知らズ@新宿PIT INN

渋さ知らズ@新宿PIT INN

オンタイムで、ローテンポでの「Pちゃん」のテーマが演奏され始め、脇からジャミラ状態のちえさんがおどけた表情でせりだし、太田さんのヴァイオリンがさらに怪しげな雰囲気をかきたてていきます。そこから一気に内橋さんのギターソロへと急加速した展開は凄まじくカッコよかった。
「LITTLE WING」では大塚さんのギターソロがフューチャーされ、つの犬さんのはっちゃけたドラムも全体を通じて印象的です。スガダイローさんと内橋さんとの掛け合いは、湧き水の如くの旋律と突き抜けたギターと異空間へと導かれていきました。
「股旅」「犬姫」へと続き。「犬姫」は彩さんの歌と内橋さんのギターで、手探りな感じから徐々に絡み合っていき引き込まれます。
このあたりからステージ上でも酒がすすんでいき、宴会状態へと。なんともヒドく痛快で楽しさが伝わってまいります。
大団円の「本田工務店」では不破さん自ら客席へ乱入、椅子席をつたっていき、煽っていき、メンバーも客席に出て音を出し、盛り上がりました。

いやはや、あっという間の二時間半でありました。