発狂天国vol.31@東高円寺UFO CLUB

本日はハシゴ。
昼間UPLINKで外山明さんとラティール・シーさんの演奏を見に行く。去年の法政でのライヴがとてもよく、見に行く。ラティールさんの遅刻で二人での演奏がわずかでいささか残念でありました。

さて高円寺へ。

発狂天国vol.31
灰野敬二ECD+イリシットツボイ
オシリペンペンズ
TRASH SUGAR
DJ:発狂チカ

当日券なしの満員であります。


スクリーンの裏でTRASH SUGARの演奏が始まり、覆面をしたメンバーの影が映し出され、近くなったり遠くなったりと、ノイジーなギターに、反復されるリズムと、怪しげに展開。
演奏が一段落したと思いきや、メンバーがスクリーンを破って客席に乱入。少々口臭かった。終盤はノイジーな音に包まれました。


オシリペンペンズは、ギドギドのスカスカのガリガリで邪悪なロック。噂の客席乱入の狂乱のステージではなかったですが、服を脱いだモタコさんの上半身は傷だらけでありました。


今日の目当ては灰野敬二ECD+イリシットツボイ。灰野さんは黒のテレキャスターに、ドラムマシーン、テルミンのような手かざしの機器。
ECDの持ち曲を中心に展開し、灰野さんがギターで轟音を貫かせたり、テルミンで音を伸ばし引っ張りあげます。イリシットツボイはせわしない動物的動きでターンテーブルを操作していき、機材を設置したテーブルに上がったり、ドラムのブラシでレコードを叩いて轟音を出してましたね。灰野さんの演奏に反応してテーブルごとそのまま向き合わせてのも面白かったです。灰野さんが煽っておられたのも印象的。途中ヴォイスも炸裂し、ECDの声に呼応して叫ぶ場面も。
1時間半以上に及びました。