板橋文夫、林栄一、井野信義、外山明@新宿PIT INN

板橋文夫(p)、林栄一(as)、井野信義(b)、外山明(ds)


いやぁ、前回もとても素晴らしかったが、さらによかった。
林さん不在ながら、13日のドルフィーでの演奏も見に行くことに決めました。

曲は、初っ端はインプロに、林さんの「ブラザー」や、やはりこの日は板橋さんの「七夕」、課題曲の「ローリングストーン」、リフレインされるメロディーが心地よく広がっていく「祈り」など。

「七夕」での井野さんが弓弾きで奏でる主旋律が染み入ります。
林さんのアルトもさらに艶めき響き渡り、外山さんの抑揚緩急変幻自在にジャストで叩き出されるドラム、板橋さんの雄大な流れを感じさせるピアノとたまりません。
今更ながら言うのもなんですが、四人とも楽器と一体と化したとの如くの演奏が、美しい旋律と相俟って、凄まじく素晴らしかった。

アンコールは「For you」。板橋さんが先に出て弾き始め、井野さんはピアノの傍らに置いてあった鈴の棒を取り出し、鳴らしながら立ち位置へ。素敵でした。