《北欧Hot! 07 Part 1》The Thing 2DAYS@新宿PIT INN

The Thing
Mats Gustafsson(bs,as,slidephone)
Ingebrigt Håker Flaten(b)
Paal Nilssen-Love(ds)
guest:Jim O'Rourke(g)


なんと待ちかねたことか!遂に見れる!
・・・と意気込んでいたが、なんと仕事の山々でギリギリの時間まで行けずじまい。仕事場を後にすると靖国通りを猛ダッシュ。入場が始まっていたが、何とか自分の番の少し後くらいに滑り込むことが出来ました。この時点でかなり挙動不審者です。

さていよいよ演奏が始まります。メンバーの三人がステージに上がると、期待で膨れ上がります。
音が一閃吹き出すと、もう凄まじさに震えが止まりませぬ。猛烈で獰猛な演奏が繰り広げられ興奮しっぱなしです。
極太の音で轟くサックスに、痙攣しているような凄まじい勢いで弾き出されるベース、鋭い音で淀みなく押し寄せるドラム。
いやぁ、ここまで邪悪で高鳴らせる演奏は初めてかもしれませぬ。

ゲストで参加したJim O'Rourkeも凄まじかった。金属を握り弦に当て、前のめりに頭を揺さぶりながら、電光石火の感電音を響き渡らせ、とんでもなかったです。

緩やかな雰囲気のとこも際どい音が繰り出されてよかったです。

それにしても、The Thing生初体験はこれまでのライヴ体験の中でも一際凄まじいものとなりました。