三上寛,太田惠資＠大泉学園inF

実は三上寛さんを見るのは初めてなのであります。
名前はどこでも目にする神出鬼没さですが、なかなか見る機会がなく本日と相成りました。
客席はいささか寂しかったのが残念でしたが、私奴はただ一人かぶりつきで見て存分に堪能することが出来ました。

三上寛さんは、もぅこれこそEmな音をグレッチのギターで弾き出し、音を噛み締める表情、感極まる表情、歌いだす時にぬおっとマイクの前にそそりでる感じ、曲が終わった後に共演者を称えるように右肘からクイッと右手をあげるしぐさ、と三上寛さんは三上寛さんでしかないという強烈な印象を残します。
太田さんはアコースティックヴァイオリンと赤いエレキヴァイオリンの二本を使い分けてました。狂おしいまでの音色が絶妙に絡み、たまりませんでしたわ。

三上さんの曲は殆ど同じ雰囲気を醸し出しながらも、一曲一曲の説得力が強く感じさせるので、全くダレることがなかったです。｢夢は夜ひらく｣もやってましたが溶け込んでましたね。

実はなんとこのお二方。なんと初共演。これは意外や意外でありました。微塵も感じさせぬ素晴らしさでした。