不破大輔セッション ４days＋１＠渋谷7th Floor

不破大輔セッション ４days＋１　(４日目)

不破大輔(e-b)吉田達也(ds)臼井康浩(g)巻上公一(termin,voice)小森慶子(ss,bcl,etc)川口義之(bs,ts,ss,etc)

本日の不破さんはお馴染みのエレベでしたが、ゴリゴリバキバキして際立ってハードコアな音でした。終盤、エフェクターを新たにかまして、何だか甲高い怪獣の鳴き声なような何ともえぐい音を轟かせてました。

プログレ色が強くなるかなと思いきや、様々な音が飛び交う展開でした。

臼井さんはギターの内部のコイルを弄り音を出したり、切れた６弦をこすりつけているのが印象深いです。
慶子さんと川口さんは様々な鳴り物を駆使してました。演奏がまとまっていく中で、ズラシを感じさせる音を繰り出し、いい感じで音をほぐしておりました。川口さんのトライアングルは素敵です。
巻上さんはもう変幻自在。テルミン捌きといい声といい口琴といい。ただスペースがちと狭かったか、いささか前に見た時と比べると動きは大人しめだったかな。代わりにに指捌きが面白かったです。
吉田達也さんのドラムは、改めて直接的なスピードを感じることが出来ましたね。なるほど快感です。

これまでのセッションと比べると緊張感は低めでしたが、後半テンポを落として、叙情的な展開が繰り広げられ、慶子さんのソプラノが鳴り渡り、グッと引き込まれましたね。