「Toyccini vs マドモアゼル玲とシノブプレ」@荻窪Rooster NorthSid

4/15 「Toyccini vs マドモアゼル玲とシノブプレ」@荻窪Rooster NorthSide


・マドモアゼル玲とシノブプレ
柴草玲(vo,accordion,p)かわいしのぶ(vo,b)

帰国子女の15歳の女子高生という設定。お二方は制服姿。画像はお二方のHPにて。それだけでこのユニットの凄さが伝わるでしょう。
と初っ端から怨歌。ドロドロ濃く始りました。
続いてしのぶさんの谷山浩子さんの「不思議なアリス」のカバー。’今十五才’の一節を繰り返してました。それにしても絶妙なカバーです。
会話を織り交ぜつつ、歌う展開。またこの会話が柴草さんの芸達者な毒としのぶさんの天然気質のシュールな絡みが抜群に面白い。
周りの人から歌っちゃいけないと言われたと紹介された「ナタ男」。潰れたのか無くなってしまったホテル荻窪のレクイエム。お馴染みゴルゴ13のうた。ゾウのハナコさんのうた。
印象的なのは、ガラッと雰囲気が変わった、しのぶさんの詩の朗読。これが何とも引き込まれる素晴らしさだった。続く歌もなんとも染み入りました。
終盤は、柴草さんが振りが素敵過ぎる'私はさげまん'と熱唱する「さげまんのタンゴ」。締めはしんみりと「ゴンドラの唄」。完璧だ。


・Toyccini
戸次和歌子(tp)斉藤"社長"良一(g)伊藤啓太(b)外山明(ds)

なんとも豪華な面々に、遊びも満載なステージ。
・・・とはいえ、前半のステージがあまりに凄まじかったので、どうも内輪色が強く感じられてしまって、いささかのりきれず残念。どっちかに振切れるとよかったのだが。んー。


最後の合体セッションは、柴草さんのセリフがガチッと引き締めておりました。