板橋文夫,室舘彩@仙台Cafe Mozart Atelier

5/18 板橋文夫(p)室舘彩(vo)@仙台Cafe Mozart Atelier


仙台へ。高速バスを使えば片道3000円で行けるじゃん。しかも新宿への高速バスは23:55。全くもっていつもと同じ。よし、行こう。初仙台に、初高速バスでの遠征。
いつもと同じく、新宿に9時。行きは空いてて、一人二席で快適快適。

ライヴは会場のPAが心許なかったけど、それを吹き飛ばす素晴らしい演奏が繰り広げられました。


1部は宮沢賢治さんの曲を。2部では彩さんのオリジナル曲を。

とりわけ印象深い「剣舞の詩」は渋さ知らズの「DADADA」の詩のオリジナル。宮沢賢治の曲は打って変わって、勇ましい激しさがほどばしる曲。さらに拍車をかける怒涛の演奏。勢いあまってマイクを振り回す彩さんが印象的、パンクじゃ。


2部に入り、中盤の「アカハナマ」では、言霊を客席と共に合唱、コールアンドレスポンス。程よくほぐれた感じ。後半はテンポがどんどんあがり、より一体感がでてよかった。
「月ロケット」では板橋さんがピアニカを一吹きし、ピアノソロへ。いつになく激しい演奏に、何か突き抜けた感じがあり、何とも感動的でした。本編締めは共作の「夢」。
アンコールでは、宮沢賢治の賑やかな曲、初めて聞くしっとりした曲、ここで締めかなと思いきや、そのままの勢いで板橋さんが「渡良瀬」を弾きだし、彩さんもヴォーカルで飛び込んでいきました。なんとも劇的な展開でした。個人的には長年描いてたのが、ついに来た!というところ。

このお二方のデュオは東北ツアーを経て、さらにとんでもないところへ行ってしまっているという素晴らしさでした。板橋さんの演奏もいつになく楽しかったです。


いつも通り23:55発で帰路へ。
帰りのバスは大変。寝れません。女の子になりたい。