板橋文夫,室舘彩@横浜DOLPHY

1/17 板橋文夫(p)室舘彩(vo)@横浜DOLPHY


渋さ知らズでお馴染みの室舘彩さんと板橋文夫さんとのライヴ。北陸や東北での公演が続いてたので、関東圏でのライヴは久し振り。


のっけから板橋さんは全開の弾きっぷり。
いつも凄まじいが、今回はさらに激しい。
岩石を打ち砕く濁流のようです。音もガシャーンドシャーンと響いたり、地鳴りのように鳴り響いたりと。
そんな中での、彩さんの伸びやかなに響き渡る歌声が心地よく広がっていって染み入ります。
彩さんの鮮やかに情景を描くような曲も板橋さんの演奏は絶妙にあってましたね。
やはり、このお二方。とても手が合いまする。<第一部>
1,春のうた
2,(曲名不明)
3,空の色
4,逃げ出した象(新曲)
5,(曲名未定、新曲)<第二部>
6,見えない子ども (作曲:武満徹/作詞:谷川俊太郎)
7,初恋 (作詩:石川啄木/作曲:越谷達之助)
8,剣舞の歌 (作詩作曲:宮沢賢治)
9,月ロケット
10,ぺっこんぽぴん
11,夢 <アンコール>
12,曲名不明


②は詞はついてないんだけど、何だか跳ねるような曲調と切ない雰囲気もあって何だか宇多田ヒカルの曲を想起させますね。④は題名通りずっしりした足取りから解き放たれるような曲調へと展開していきました。⑤はなんだか名曲の予感。⑥⑦⑧はカバー。⑦ではちょこっと板橋さんが「For you」の一節を弾いていて、それが印象深く落涙しそうでした。⑩では彩さんがうっかり床に置いていたグラスを倒してました。はじめ蹴り飛ばしたかと思ったよ(他のライヴでビンを床に叩き付けたことがあったりするので、つい)。⑪はもはや名曲で、彩さんと板橋さんの共作です。⑫はなんの曲かな。詞は言霊なのか。アンコールは短めで終了。