Spiritualized@恵比寿LIQUIDROOM

1/22 Spiritualized@恵比寿LIQUIDROOM


一体何年ぶりに海外のロックバンドを見るのだろうか。いや、ロック自体久し振りか。
どちらかというと、メンバーのJohn CoxonによるSpring Heel Jackで、同じくSpiritualizedの中心人物のJason PierceにEvan ParkerやHan Benninkらとの競演の方が、最近はすわりがいいという感じでして。
とはいえ、ワンマンで見れるのは非常に楽しみなところ。

開場時からしばらくの間は会場はガラガラ。大丈夫か?と心配になったほど。暗幕を使って会場は狭められているし。それでも開演時にはなんとか人がしっかり入っていたかな。安堵しました。

メンバー紹介はなかったので、名前は分からなかったが、Jason Pierce(vo,g)に、ギター、ベース、キーボード・サンプラー、ドラム、コーラスの黒人女性が2人。半円状にメンバーが配置。


会場が暗転すると、荘厳なSEが響き渡り、二人のギターがノイジーにのた打ち回り、一曲目はかの『Amazing grace』。アルバムにその名前を使っていたが、この曲は入ってなかった。一気に音に包まれました。
静謐な雰囲気も醸し出しながら、力強い演奏が続きます。ゴスペル色の濃いナンバーが多かっただろうか。
やはり熱くなったのは『宇宙遊泳』で、アルバム同様のアナウンスが入ると客席が熱狂致しました。
同アルバム収録の壮大な曲調が印象的な『Come Together』。これはたまらない。
一気にガレージ色の強いナンバーでノイジーな大音量が放射されておりました。

終盤かな。恵比寿LIQUIDROOMのおそらく出入り口のドアの開閉音が非常に気に障った。何とかして欲しかった。

久し振りの雰囲気で見るライヴでどうかなと思ったが、徐々に持っていかれましたな。
連続公演だったので、出来れば何度か見たかったなぁ。