梅津和時 夏のぶりぶり2009 アフリカの渦巻き!@新宿PIT INN

8/14
梅津和時 夏のぶりぶり2009 アフリカの渦巻き!
梅津和時(as,ss,cl,bcl)清水一登(p,bcl)ウィンチェスター・ニ・テテ・コジョ・ボーイ(per)外山明(ds)


梅津さんの夏ぶりや冬ぶりなどで異色セッションのプログラムが毎回1回ほど組まれるのだが、それが絶妙な人選で、見たどれもが素晴らしいライヴだったので見逃せないものがあります。

今回はアフリカと銘打って、外山さんにガーナ出身の東小金井在住というウィンチェスター・ニ・テテ・コジョ・ボーイさんに、そこに清水一登さん。思わずニヤニヤしてしまう面々。


1部は梅津さんのアルトソロから始まり、ニテテさん、外山さん、清水さんが順に加わっていく展開。
ニテテさんと外山さんがお互い満面の笑顔で向き合って音を叩き出していたのが素敵でしたね。
後半は梅津さんと清水さんのバスクラ二重奏の曲演奏にグルーヴが渦巻いておりました。


2部は梅津さんの過去の掘り出し曲ということで「竹の村」やトム・コラ氏の曲を演奏。
そのうえ、このメンバーでの「跳べ跳べサンボ」はすこぶる面白かった。
清水さんのピアノも炸裂していました。また中の弦を押さえてミュートして音を出していたのも印象的。
ここでもニテテさんと外山さんの叩き出す音は何とも凄まじく気持ちいい。


いやぁ、期待以上の素晴らしい演奏でありました。