サカモトタキモト@綱島Namak Cafe

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サカモトタキモト@綱島Namak Cafe
坂本弘道(cello,musicak saw,vo,etc)滝本晃司(vo,g,ukulele,etc)


関東では2回目のようです。
この絶妙な組み合わせ、どうしても見たかったのだ。
それにしても、2回とは少ない。


綱島は坂本さんの10年くらいの地元とのこと。
お店はちょうど鶴見川沿いに立地。
いい雰囲気のハコだったけど、
さすがに床に絨毯を敷いただけで、地べたに座るのはつらかった。
これだけは良くなかった。


まずはそれぞれのソロ。
坂本さんはオリジナル曲を軸に、
劇的な情景を浮かび上がらせながら展開されました。
ソロとはいえ、仕込みのバックトラックを駆使しつつ、
ループを駆使しつつの、壮大な音世界でありました。


つづいて滝本さんのソロ。

1,水槽の中に象
2,暑い夏
3,JUICE
4,終わりのない顔
5,「夏です」と1回言った


2曲目は、なんと19歳の時に作った曲とのこと。
なんとも染み入る曲でした。


いよいよ、サカモトタキモト。


1,むし
2,ぼくはいま深い夜
3,<即興>
4,〜オシエテ
5,死の馬の巡る夜
6,空の下

7,夜とミミズク
8,海にうつる月


2曲目と5曲目は坂本さんの曲で朴訥な坂本さんの歌声が聴けました。
2曲目は、滝本さんのウクレレに、素朴なメロディーが素敵。
3曲目は、まず即興から。滝本さんは口琴、しばらくして両者鳥笛を吹きだしたりと、グッと雰囲気を醸し出しました。
間髪入れずの「オシエテ」では、後半さらに音量が大きくなり、滝本さんのかき弾いていたギターの弦が、終盤の絶妙なタイミングで切れてしまいました。
弦の張り替え中に、次の曲でvocalをとる坂本さんの話。やはり楽器を垂直にして弾いている時は歌いづらく、膝の上にギターのように水平にした時の方が歌いやすいとのこと。
それにしても5曲目の「死の馬の巡る夜」は凄まじかった。
坂本さんは、ホーミーを披露。チェロをかき弾きつつ、足ではカオシレーターを踏み弾き、興奮致しました。

アンコールでは、必死に練習したという「夜とみみずく」。口笛の掛け合いが楽しかった。でも必死の練習の甲斐なく締めでしくじってました。
締めは、うみつき。もうたまりませぬ。


やはり絶妙な組み合わせ。
つっこみがいないのはやや難ではありますが。
関東圏ではまだレアとのことですが、いやもっとやって欲しいですね。
今度はもっと快適に見れるとこがいいです。