梅津和時、灰野敬二＠桜木町ドルフィー

待ちに待ったデュオ。
太田恵資さんや坂本弘道さんとのデュオもありましたね。
危惧してた入りは拍子抜けで少々。梅津さんと灰野さん、多田葉子さんがご歓談のところ一番乗りでした。

梅津さんはまずはバスクラリネット。近々バスクラリネットソロでCDが出ます。灰野さんは黒のテレキャスターのエレキギターを爪弾いていきます。
梅津さんは続いて、パンフルートではなくて、またもや名前がわかりません、長いのを、を吹きます。
灰野さんは中盤、ドラムマシーンをいじり始め、爆音で出し、刻印するような重い音をループさせ、中東製な感じの笛を吹き出し、梅津はバスクラリネットで循環呼吸でずーっと音を出し続けてましたね。

後半は灰野さんは三線のようなお手製と思しき楽器を使い叫び、梅津さんはアルトサックスで応酬。
その後は梅津さんのアルトと灰野さんのエレキギターで激しいぶつかり合い。
中盤、灰野さんは前半と同じくドラムマシーンをいじり、ループさせます。
終盤、ついに灰野さんのギターを手に取りノイジーな音を暴走させ、梅津さんはバスクラの太い音で呼応。
最後は灰野さんの歌で終わったのかな。

前半、後半共に、終わった後は静寂に包まれましたね。

今回は灰野さんのギターが聞けて嬉しかったなぁ、暴走するとこも。前回太田さんとのデュオでは弾かなかったんですよね。