『佳村萠と大友良英』@六本木SUPER DELUXE

佳村萠大友良英』@六本木SUPER DELUXE
佳村萠(vo,key)
大友良英(g,turntable)
guest 植村昌弘(dr)


大友さんのブログを見て、盛り上がってしまって、けっこう入ってるかなと思いきや、そうでもなかったかな。
ちなみに、佳村萠さん見るのは初めて。植村さんは、渋さやシカラムータ以来。


佳村さんは、けだるい感じを帯びた美声でしたね。
大友さんはアコギとエレキを使い分けて。
ゲストとはいえ、植村さんも終始叩いてます。


曲はうろ覚えで印象に残ってるものを掻い摘んで。

大友さんのSGの轟音が美しく響き渡る『BLUE』のテーマ曲。
原曲はリコーダーで作った曲で、その際にリコーダーの音がうるさいと近所からクレームが出て、引越しを余儀なくされた模様。

この日のために、大友さんが手掛けた『女人四十』の曲に佳村さんが詞をつけたもの。この曲だけ大友さんはターンテーブル使って、か細い音を出してます。

遠藤賢司さんの『オムライス』。エンケンさんがジョン・ゾーンと共演した時のエピソードを話してました。最初はアコギで、中盤エレキに持ち替え轟音に。歌ってた佳村さんもキーボードを演奏、こんなライヴで弾くのは初めてとのこと。

続いて後半。

はっぴえんどの『風をあつめて』。
新曲の『ぴんく色の水』、この曲はポエトリーリーディングを交えてました。
VELVET UNDERGROUNDLOU REEDの曲かな。
佳村さんのオリジナルを交えつつ。

MCでは植村さんの「MUMU」、このユニット名がドイツ語変換だとまずいらしいようです。

アンコールは再び『風をあつめて』。
ここでなんと大友さんがコーラスをとってました。
んー、初めてかな、これは。
植村さんは叩きながらかなり笑ってましたね。


大友さんと植村さんのかっちりしたドラムの組み合わせは自分的にはかなり新鮮でした。そんな中で佳村さんの飄々と自然な雰囲気のヴォーカルも心地よかったですね。