YOZIGENN presents 《4 pieces》@高円寺ペンギンハウス

YOZIGENN presents 《4 pieces》@高円寺ペンギンハウス

YOZIGENN
squimaoto     
maybelle
Beafland Kingdom


休日モードで遅れて2バンド目の演奏途中に到着。
maybelleは女性のドラムの方に男女ギターヴォーカルという編成で、スーパーカーのようなシューゲイザーな雰囲気。
squimaotoも奇しくも女性三人で編成は同じ、ギターが時折捻れた展開があって面白かった。 


YOZIGENN
沢田守秀(ds,vo)、狩俣道夫(fl,ss,vo)、金澤美也子(p,vo)、鈴木一奈美(b)


それぞれが別方向で個性を発揮されてて、それがまた絡まりあっていくのが興奮致します。

一奈美さんのベースが轟音を鳴り響かせ、ぐいぐいぐいぐいとした進行していきます。
美也子さんはピアノを鮮やかに走らせていき、ヴォイスも炸裂、後半は手のひらでバシバシ攻めておりました。
沢田さんは囁きのヴォイスも絡めながら、ドラムは適材適所な叩きっぷりで、ここぞというところでの爆発が凄かった。
そして、狩俣さんの存在感がすごい。その長身もさることながら、フルートの音色が一閃すると、一気に場が凍り付きました。ソプラノの混濁した音色も沈み込むように引き込まれます。三者の疾走する演奏を背景に蠢いたその音がとても印象的。

どこかにあった暗黒系トランスとはよく言ったもので、ずぶずぶはまりました。

それにしても、YOZIGENNでの演奏は今回で終了とのことで、初めて見ましたが、残念なとこ。
この特異な編成での演奏をもっと聞きたかったですね。