Mats Gustafsson SESSION@新宿PIT INN

Mats Gustafsson SESSION@新宿PIT INN

Mats Gustafsson(sax)Lotta Melin(dance and electronics)Jim O'Rourke(G,Electronics)YOSHIMI(Vo,Electronics)大友良英(G,Electronics)


マツ・グスタフソンさんと大友良英さんとのduo。
まずは一閃。バリトンの強烈な音が響き渡ります。
やはり音の立ち上がりが半端なかったです。
大友さんのギターは金属的なノイジーな音。

続いてYOSHIMIさんとのduo
ここではスライドフォンとも言うべき自作と思われる楽器で演奏。構造的にはスライド笛と同じなのかな。小鳥のさえずりのようなYOSHIMIさんのヴォイスとキーボードと相俟って、かわいい雰囲気でほんわか心地よさが広がります。

マツ・グスタフソンさんはフルートを改良したと思しきフルートフォンを演奏。その見た目とは裏腹なぶっとく強烈。その鋭敏な音が轟く中、女性コーラスが聞こえてきたのだが、誰の声だったんだろ? YOSHIMIさんではなかったな。


休憩を挟み
休憩中、ステージ上で大友さんが物販の宣伝。

パートナーのロッタ・メリンさんとのduo
ロッタ・メリンさんの舞踏はがっちりした雰囲気ながら腕が別の動きをしているような感じだったり表情であったりと魅せてくれます。後半はテルミンを組み合わせてました。マツ・グスタフソンさんはバリトンサックスで小刻みにタンギングを駆使しながら、絶妙のコンビネーションを見せてましたね。

ジム・オルークさんとのduo
ジム・オルークさんはゆらゆらしながらエレアコを爪弾き、展開して行くと、後半は立ち上がったかと思いきや、アンプに向かってブチブチブチブチ音を出してました。

ジム・オルーク氏がギターを持ち上げてユサユサ音を出してます。どうやらピックが中に入ったのだろうか。(どうやら機材トラブルがあったようです)
出演者がステージに上がり演奏に加わっていきます。

大友さんの鋭利なノイズに対して、ジム・オルーク氏は膜を張るようで徐々に膨れ上がっていく印象。

アンコールはYOSHIMIさんのvoiceをフューチャーした展開。
突き抜けていきました。
たまらなかったですね。