ROVO presents MDT FESTIVAL 2006@日比谷野外音楽堂

ROVO presents MDT FESTIVAL 2006 at 日比谷野外音楽堂


いささか遅れてしまったが、日比谷駅から地上に上がってみたら、GOMAのディジェリデュの低音が響き渡ってきましたね。

当日券でいささか不安でしたが、無事通過。
サム・ベネットと演奏は残念ながら見れず。


JUNGLE RHYTHM SECTION
(GOMA(DIDGERIDOO)、椎野恭一(Ds)、辻コースケ(Per)、田鹿健太(Per)、内田直之(PA)

DIDGERIDOOはしっかりとセッティングされ、仁王立ちで吹いていて、両手で煽りながら吹いてましたね。強力な低音が会場を覆いながら、パーカッションが火にドバドバ油を注すかの如く、勢いよく鳴らされ、とても気持ち良かった。


NATSUMEN

先日リキッドルームで見た時はツインドラムでしたが、今回はドラムは1人。編成的にはこっちの方がよかったな。
泣きのメロの応酬でたまりませぬ。
AxSxE氏は今回は大人しめかなと思ったら、最後にやってしまったようです。


ROVO
(勝井祐二(Vl)、山本精一(G)、原田仁(B)、益子樹(Key)、芳垣安洋(Ds)、岡部洋一(Ds))

『MON』収録曲に「SUKHNA」が演奏されます。
少し間を置いて、新曲と思しき曲が始まります。
前半は緩く始まり、音が潜行していき、じんわり進行していきます。
そして、曲がガラッと展開すると、躍動的になっていき、照明も蝶が飛び回る構成。
後はひたすら音に身を任せるだけ。
新曲は終わってみれば1時間近くやってました、時間の流れから解かれてとても幸福感に満ちてました。

ふにゃけてしまいましたが、アンコールは「NA-X」。
芳垣さんと岡部さんのツインドラムの応酬から突入。
随所に冴え渡る山本精一さんのギターが素晴らしい。
ブレイクの時もキーボードの音が大きすぎなくてよかったです。
音に身を委ねて昇天です。


いやはや野外ということもあって、いささか客層にも問題があったのは残念ですが、音楽は素晴らしかった。
でも規制があるのか、夜になってすぐ終わってしまった感があるのは、無い物ねだり。