板橋文夫、室舘彩@横浜DOLPHY

朝は強風で蒸して照ってて、夕方は滝のような大雨、夜はなんとか持ち直す。


板橋文夫、室舘彩 春のうた@横浜DOLPHY
板橋文夫(p)、室舘彩(vo,fl)、松原東洋(舞踏)


インプロヴィゼーションから始まります。板橋さんのピアノに、彩さんはまずは置いてあったコンガを叩き、フルートを吹きます。途中で小気味いいメロを示し合わせて、展開していきます。
続いては彩さんの曲。メロディアスな曲で歌メインとインプロに織り交ぜた曲。
前半締めはDADADA。


後半は、サイクリンロード、ヤッホー、で始まり。くねったり快走したり掛け声があったり。自転車ベルの鳴りが悪くて、強引に転がしたり。
東洋さんが袖から現れると、声を挙げ、彩さんもそれに呼応、しばらくして二人の動向を笑顔で見てた板橋さんのピアノを弾き始めます。言霊と思しき言葉が発せられると、彩さんは客席にもレスポンスを促してました。何を唱えているんだ?何の言語かと思ったら、沖縄の言霊で唱えると健康になるそうで、イヌイットイヌークの公演で披露された曲とのこと。
何だか調子が良くなったところで、何だかこみ上げるものを抑えられない旋律が。「ナラヤマ」へ。板橋さんのメロディオンの音色がまたたまりません。
そして、彩さんと板橋さんの共作となった、塩トトでも披露された曲。Bメロが加わりより広がりが感じられ、演奏と相俟って、より雄大な曲となってましたね。


アンコールは東洋さんと彩さんによるフラメンコ?踊り場を踏み跳ねます。即興で声を絡めて、板橋さんのピアノも加わって、よりフラメンコ?に。
最後は「LET IT BE」。彩さんの日本語詞が、[お釈迦さん]のところが[みんな](詰め込んでましたね)に変わっていたのが印象的。板橋さんも叫ばれてましたね。


何度目かの共演でより踏み込んだ雰囲気で。板橋さんと彩さんのやりとりも面白かったぁ。