渋さギターズ@なってるハウス

渋さギターズ
加藤崇之(g)、斎藤社長良一(g)、大塚寛之(g)、不破大輔(b)、関根真理(dr)

渋さギターズと聞いて、印象深いのは何年か前の年末渋さ。こちらのお三方に内橋さんも加わっての総勢四人で、みんな大音量ですさまじい音圧だったのを思い出します。クリムゾンの「RED」は圧倒的でした。
真理さんのドラムセットも久し振りに見ます。

今回はかなりの入りの模様で受付は外へ。テーブルや大きい椅子も外に積まれてましたね。

第一部は、なんと大塚さんが遅刻。四人での即興演奏。真理さんはエレクトリックパッドを使い、不破さんもゴリゴリした音で、ギターは言うまでもなく、突貫工事のような音が溢れ出します。
真理さんがドラムで、パーカッションの人のドラムらしく、軽快にリズムを叩きだすと、ドライヴ感のある演奏に。すこぶるカッコいい!


一部終盤に大塚さん到着。
第二部へ。そういえば、加藤さんは今回はギブソンレスポール、社長はSG、大塚さんはストラト
二部は曲演奏。
校庭
股旅
大沼ブルース
犬姫
仙頭

社長の弾く股旅のテーマは暴れ馬の如く、かと思えばemergency!で聞けるような滴るような音色が聞けました。ギターに全身を預けるような弾きっぷりも素晴らしかった。
加藤さんは、もう一挙手一投足から目が離せませぬ。コードストロークもたまりませぬ。ぐいぐい空間をこじ開けていくような音も凄いです。
大塚さんは前半は着いたばかりで遠慮がちかなと思いましたが、後半は陶酔しているような入り込んだ演奏で、やはりたまらないです。

いささか耳に負担がありましたが、前半の即興も、後半の曲演奏も凄くて楽しくてよかったです。