うたうKURAGE TRAVOLTA@西荻アケタの店

yantera2006-09-10

うたうKURAGE TRAVOLTA@西荻アケタの店

かわいしのぶ(うた,b)、渋谷毅(うた,p)、外山明(うた,Dr,ヴァラフォン)、うつみようこ(うた,g)、柴草玲(うた,key)
飛び入り:古澤良治郎(toy)


かわいしのぶさんの35歳の誕生祝いのライヴ。
去年は前半うたで後半即興演奏でしたが、今年は全面うたであります。しのぶさんはメイド姿でドタバタ。

しのぶさんのベースヴォーカルで、誕生日恒例となった「誕生日のうた」で35回の拍手。

まずはようこさんの登場。ようこさんはオヤジのコスプレかと思いきや私服とのこと、膝小僧の絆創膏も微笑ましいです。ようこさんとロックバンドBLUE MOVEeの曲を演奏。とはいえようこさんとしのぶさんの漫才へと。今年の目標も結婚です。10年選手のようです。
その後は曲に専念。それにしても、ようこさんのヴォーカルはえらいカッコいいです(おやじな格好ですが)、アケタで生で聞けるとは。目の前で響き渡って打ち震えてました。

続いて柴草玲さんが参加。
玲さんは小鳥が乗っているベレー帽に女学生な雰囲気、白タイツに惹かれます。

玲さんの曲もあり、世の中の不条理というか日常に潜む軋みを劇的にうたってました。渋谷を徘徊しているというオガワシンイチロウのうたも。お気をつけ下さい。
なんと飛び入りで古澤さんが参加。ドラムでなくて、鳴り物を渡され、古澤さんはいじり回して、終いには自分の履いてた下駄でカタカタ音をだしてました。一曲だけの参加でした、客席へ。
「夢は夜ひらく」のカバーも披露。つい笑う。玲さんにカシオトーンによるヘンテコな音がまたおどろおどろしく鳴り渡って、ようこさんのヴォーカルはド迫力で迫ってきました。

前半締めは、しのぶさんのリクエストで、外山さんがバラフォンの演奏しながらうたいます。その現地語と思しき外山さんのうたに、しのぶさんのカタカナ日本語のようなコーラスが加わり、面白かったです。バラフォンの音色はなんとも心地よかったぁ。


後半は渋谷さん、外山さん、そしてしのぶさんの編成。渋谷さんの曲を中心に演奏。
親しみ易くて染み渡る曲の数々。
由紀さおりさんと安田祥子さんに提供した曲が結構ありました。
渋谷さんも歌い、外山さんも歌います。
「ミックスジュースのうた」では、外山さんが歌い始めると、客席が沸きました。

印象深かったのは、渋谷さんが誕生日のうたを歌ってあげようと、弾き出した旋律が何とも胸に響き、渋谷さんの声と相俟って、一分足らずでしたが何とも印象深く素晴らしかったです。

最後は出演者みんなでの演奏、うたってました。