HIGH BRIDGE45 ♯0722@下北沢BASEMENT BAR

eEYO idiotを見に行く。今回のメンバーは(イーヨ(vo)テラシィイ(g)デニス・ガン(g)かわいしのぶ(g)外山明(ds))。

この日は被ってて、BASEMENT BARに着く前にLADY JANEの前で耳をそばだててしまいました。上野洋子、内橋和久、高良久美子というメンバーでの演奏でしたの。

ちょこっと下北の外れまで辿り着く。
eEYO idiotの出番は最後。

HB、女性三人組みで、ドラム、パーカッション、アップライトのベースという編成。ポリリズム溢れる目まぐるしい展開でどんどん引き込んでいきます。コンガの疾走するビートがたまらなく、ベースもがっちとしてて、気持ちいいです。ドラムセットに鉄琴も備え付けられてて、鉄琴アンサンブルもあったりでほんわか。
最近対バンに期待することは殆ど無くなってたんだけど、無茶苦茶カッコよかったなぁ。

続いてのバンドはしなやかにファンキーで楽しげなんだけど、どうにも許せない音があり、フロアから退避。再入場禁止なんで入り口でしょんぼり。

そしてeEYO idiot。
初っ端からやりたい放題の演奏陣。みんな座りだします。外山さんも地べたに座って演奏してます。外山さんならどんな姿勢でも演奏しそうです。
続いての新曲も、素っ頓狂な音が繰り広げられ、歌に入れず。イーヨさんは思わずステージ降りて、「それじゃ、歌にはいれないよ」と。ようやく歌にはいりました。
なんだかこう書いてしまうと無茶苦茶な演奏が繰り広げられただけって感じになってしまいますが、自由を謳歌するの如くの音がなんとも素敵。ギターのお二方の捻れっぷりも効果的。しのぶさんも肩たたき器やベルをも駆使します。
締めの「クラック」では、恒例でありますが、イーヨさんが客席に降りて、踊りだし、お客さんを誘って、ステージに押し上げます。見ていた山本久土さんもコップを加えた姿でステージへ。女の子は悉く拒まれてしまったようで、ステージで呼びかけて、なんとか捕まりました。
この編成ではこじゃれぶったハコばかりだったので、今回はいつになく全開な雰囲気で、とても楽しめるステージでありました。