松本健一,室舘彩、おのあき@関内山科

7/26 松本健一,室舘彩,おのあき@関内山科


着くと、どうも様子がおかしい。
・・・と中に入ると、年配の方がぎょうさんおって宴会が催され、ガヤガヤガヤガヤしているじゃないですか。既に出来上がっている。中には俺にも歌わせろな方もいたり。
これまた凄い環境だ。

さすがは百戦錬磨。このシチュエーションを面白がっている様子。店の方はなかなか大変そうで、一触即発な場面も。

今回は松本健一さん,室舘彩さん、おのあきさんの三人での演奏。
最初は、ヘイ ジュードの日本語カバー。
歌い始めると、場が静まりかえったのが何とも印象的。
その後も宴会の罵声が飛び交いつつ。
続いて、彩さんが転々と・・・と歌いだし、思わずヒカシュー!?(彩さんは巻上さんに教えを乞いに行ったことがあるとのこと)とびっくりしましたが、それは関係なく即興での演奏で、小気味よく展開。松本さんは尺八に持ち替え、そこからオリジナルの月ロケットへ。民謡のような雰囲気の曲で馴染みやすかったか、しみじみと耳を傾けてましたね。

後半が始まる前に宴会客は帰って、嵐が過ぎ去った後のような感じであります。
アルトサックスの方とフルートの方が飛び入りで参加、いろんな編成でのセッションが展開。フルートの方はピアノも弾きだし、板を外して、中の弦を弾いたり。
終盤は、彩さんが即興で家にいる猫のマロウネコの話。ほんわかおかしさがあって楽しい。ネコは大変そうだけど。続いてリチャード・バックのイリュージョンの一節を朗読。しばらくして徐々に音が加わっていき心地よく広がっていきました。

いやぁ、どうなるかと思いきや、なんともこれまた濃いライヴとなって面白かった。