『真夏の一夜の夢』＠横浜DOLPHY

『真夏の一夜の夢』＠横浜DOLPHY
板橋文夫(p)室舘彩(vo,fl)竹澤悦子(箏,笙,vo,etc)東洋(舞踏,太鼓)さそうなつみ(ジャワ舞踊)

定期的に続いている、板橋文夫さんと渋さ知らズでお馴染みの室舘彩さんの共演。今年は２度目のライヴ。

今回は彩さんが出演者の方々に衣装を用意していました。
板橋さんもシャツの上に着ておりました。でも演奏が始まると暑くなってしまい、たまらず脱いでしまったけど。
彩さんも鼻に白いペイント。

最初の曲は、祭りの掛け声のような雰囲気。
東洋さんも太鼓を力強く叩きながら、彩さんと掛け合いで歌ってました。
１部は宮沢賢治の楽曲を演奏。
「星めぐりのうた」「剣舞の歌」「大菩薩峠のうた」「月夜のでんしんばしら」を演奏。
途中で東洋さんが勢い余ったか、踊り場から背中から転落、大丈夫かと思ったら突然客席後方に走り出していたのはよかったかな。
竹澤さんの演奏は、コップを弦に当てて弾いたり、また力強く弦を弾いてアクセント的に音を放ってましたね。
板橋さんは毎度の如くの全開振り。怒涛の如く。
また彩さんの類稀なるヴォイスが響き渡る場面が印象的だった。

２部は、まず板橋さんとジャワ舞踏のさそうさん(この曲だけ参加)がガムランの一種と思しき楽器を交互に打ち響かせ、竹澤さんの歌声が加わる展開。
さそうさんの舞踊のために竹澤さんが作った曲とのこと。
何か声を思しき音が聞こえてきて何か舞い降りたかのような感じで、ちなみに音の正体は下の階のカラオケなんですけど、別世界に誘われましたね。
彩さんが加わり、オリジナルの「月ロケット」「夢」を演奏。
竹澤さんのオリジナルでは、彩さんはフルートを演奏。
「夢」では竹澤さんは笙の演奏。
今までとはまた異なった雰囲気を醸しだしていました。

一気にアンコール用の曲も演奏。
これも新曲か。
高揚感のある馴染みやすいメロディーがとてもよかったです。